考える

作物にあった3つのバランスを考えることが大切

物理性

保水性・排水性・土壌の特製

化学性

PH・CHC・土壌養分・C/N比

生物性

細菌類・糸状菌類・土壌・小動物

Q&A

サブイソイラーとは何ですか?

水田の作土の下にあるすき床層や、大型トラクタの重みでできた畑の硬い層を破砕し、水みちをつけて排水をよくする機械。トラクタに装着し牽引します。効果を高めるために羽根を付けたものや、低馬力のトラクタで牽引可能なものなどいろんなタイプがあります。

EC測定とは何ですか?

ECはPHとともに土壌診断の最も基本的な項目です。ECは電気伝導度のことであり、溶液中に溶け出ているイオンの量(主に、硝酸、石灰、苦土、加里などの肥料成分)をその電気の通りやすさで示しています。中でも主に硝酸(チッソ)と正の相関があるため、チッソ量を推定するのにつかわれます。純水はほとんど電気を通さないため小さな数値を示しますが、溶け出ているイオンの量が多いほど高い数値を示します。つまり、ECが高い土壌は、残存している肥料の量が多いことを示しています。

PH測定とは何ですか?

土には酸度が存在します。野菜は、根を張る土の酸度に敏感です。なぜなら酸度が野菜にとって良くないと、養分を取り込めないからです。 ほとんどの野菜は、弱酸性から中性の土を好みますが雨の多い日本の土壌は、土のカルシウムカリウム、マグネシウムなどが流されやすく、酸性土となってしまいがちなのです。 そこで、土の酸度をアルカリ性、中性に調整するために石灰等を撒きますが、その分量を間違えると、野菜の収穫に影響を及ぼします。 そこで、PH計を使い、酸度を測り、対処することがとても大切なのです。